呼吸器の窓
モストグラフ(総合呼吸抵抗測定装置)について
モストグラフ(MostGraph)検査とは、「ふだん通りの呼吸をするだけで、空気の通り道の狭さをカラーで見える化する検査」です。
従来の呼吸機能検査(肺活量を測る検査など)は、思い切り息を吸ったり吐いたりする努力が必要で、お年寄りや小さなお子様には負担が大きいという課題がありました。
モストグラフは、こうした負担をなくし、より詳しく気道の状態を調べるために開発されました。

1. 検査でわかること
空気の通りにくさ(呼吸抵抗): 気管支がどのくらい狭くなっているかを数値化します。
病気の早期発見: 気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの診断に役立ちます。
治療の効果判定: 薬(吸入薬など)を使って、実際に気道が広がり、呼吸が楽になっているかを視覚的に確認できます。
2. 検査の方法
検査は非常にシンプルで、数分で終わります。
1.鼻をクリップで留め、マウスピースを軽くくわえます。
2.頬が動かないように両手で軽く押さえながら、ふだん通りの楽な呼吸を繰り返します。
3.機械から微細な空気の振動が送られ、それに対する気道の反応を測定します。
3. モストグラフのメリット
苦しくない: 強く息を吐く必要がないため、3〜4歳のお子様から高齢の方まで無理なく受けられます。
一目でわかる: 結果が3次元のカラーグラフィックで表示されます。青色は正常、黄色や赤、黒へと色が変化するほど「気道が狭い(抵抗が高い)」ことを示します。
精度が高い: 従来の検査では見つけにくかった、肺の奥深く(末梢気道)の異常も捉えることができます。
引用元:チェスト株式会社 製品紹介 呼吸機能検査機器 総合呼吸抵抗測定装置