健康の窓
2型糖尿病を合併する慢性腎臓病(CKD)について
2型糖尿病を合併する慢性腎臓病とはどんな病気?
正常な腎臓では、糸球体でからだに不要な老廃物がろ過されて、尿中に排泄されることで、血液中がきれいに保たれています。
しかし
糖尿病などが引き金となって糸球体が障害を受けることで、老廃物が排泄されにくくなるほか、からだに必要なたんぱく質などが尿中に排泄されてしまいます。
病気の経過と腎臓の状態
慢性腎臓病は自覚症状なく進行することもありますが、腎臓は初期の段階から障害を受けています。
最初にアルブミンが尿に出始め※、進行に伴いその量が増え、次第に腎臓の機能が低下していきます。
そのため、早期に発見し、治療を行うことが重要です。
※尿中アルブミンまたは尿たんぱく
腎臓の状態を調べる検査
腎臓の状態を調べるために、尿検査や血液検査を行います。
尿検査 |
血液検査 |